コペルニクス的転回

ソーシャルゲーム等のサブカルチャーを心理学的アプローチで考察するブログです。

【コラム】『咲かせよう!エールでMANKAI☆』を振り返って~人気キャラクターの考察~

数日前にA3!仲間3人で集まって、熱いディスカッションを繰り広げてまいりました。このブログが書けるのも、そういった議論会などを通して私自身多くのインスピレーションを得ることができるからなのです!議論の中ではひらめきが泉のように次々と湧き出てくるのです。今回はそんなディスカッションでのトークテーマから。

あのキャラの人気の理由

本当は結果発表を終えてからこの記事を書くべきなのかもしれませんが、この記事の内容的に明確な順位は必要ないのでこのタイミングで書いちゃいますね。でないとたぶん私の熱りが冷める。如何せんひらめきがインスタント(Ne)なものでね。

人気投票という非常にデリケートな話題を扱うので最初に一言。
当記事はキャラクターに優劣をつけるものではなく、あくまでも人気投票を客観視して捉えたキャラクター人気の理由や傾向に迫るものです。筆者自身は人気投票で主演や準主演を決めることを「ひとつのパフォーマンスとビジネス戦略」程度に許容はしていますが、全キャラクターは等しい価値を持っていると考えているため順位でキャラクターに優劣つけることは奨励しておりません

 

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※中間発表のものです。

茅ヶ崎至と碓氷真澄

真澄の記事がまだ書けておらず申し訳ないのですが、至と真澄は共に顔の良いISTP型です。基本的な性格は似ているのですが、この二者は「自我の持ち方」が変わります。『不思議の国の青年アリス』のイベストを読んでいる方はよく分かると思いますが、真澄のほうが自我が強く「ありのままの自分」を曲げない・曲げたくないという芯の強さがあります。綴や万里あたりもよく言ってるように「真澄はブレねぇな」って感じですね。それがこじらせっぽくもあるんですけど(笑)真澄のカワイイところですよね~。

一方の至は「ダメなオトナでごめんね?」という言葉からもわかるように、社会の中で生きるために偽りの自我を作り上げてきた人です。青年アリスで真澄が同じように社会性を身に着けて「大人の男」になろうとしてた姿を見て、急いで大人になろうとしたってなれるもんじゃないよとお説教をしましたが「じゃあ何でアンタは会社で取り繕ってるんだ」と逆に突っ撥ねられてしまいました。真澄から見て、至が自分を「ダメなオトナ」と称して社会で仮面をかぶって生きている姿はある意味で「ありのままの自分」を否定されたような感じもあったのでしょう。

そんなこんなでこの春組の人気者二人は同質のパーソナリティを持ちながらも自我の持ち方が対称的です。真澄の人気はきっとその「ブレなさ」にあると思います。監督が大好きな真澄はいつもブレずに監督のために行動してくれますし、かわいい・好きと言ってくれます。他者に媚びない個人主義者で社会性こそ低いですが、自分を信じてブレずに恋もお芝居もまいにち頑張っているところを見て応援してあげたい気持ちになるのだと思います。(子供性を感じ、母性本能をくすぐる)そして、真澄のような「自分の本質で生きる」生き方って自信がないと出来ないし、そういう自己肯定感の高さはとてもかっこいいです。かわいいとかっこいいの共存というか。保護者目線だったり、憧れの対象であるガチ恋目線だったり。基本的に真澄の場合は腐女子層からの支持は少なく、主な支持者が夢女子さんや男女カップリング(ますいづ)がお好きな方々になってくると思います。もちろん夢女子を兼任している方からの支持もあるとは思いますが統計論としてね。

そして一方の至は監督へ愛を囁いてくれたりそういったガチ恋層へのサービスは外面以外では使っていませんが(まぁ外面では使うんだけど)、それにも関わらず多くの票数を集めているのは自我の持ち方的に共感を呼んでいる部分があるからだと思います。こういう部分があると斯く斯く然々な理由で腐女子層の人気も集められますよ。至は理知的でかっこいい部分があるのはもちろんなのですが、やはりゲームが大好きで極めたいという本質的な部分と、会社で上手くやっていかなければならないという社会的な部分で葛藤しているところもまた至の魅力なのではないかなと思います。やっぱりそうやって生きてる人って本当に多いと思うし。年齢的には立派な大人だけど社会から見たら自分ってダメなオトナだよな~なんていう悩みって些細なことだけどすごくリアルな悩みだったりしますよね。何だかんだで人の心を掴むような感情って、そういうそこらへんに落ちているような身近な悩みだったりするんですよ。戦争で恋人を失くした人の心の叫びのほうがエネルギーは大きいのかもしれませんが、我々にとっては現実味に欠けて共感しにくくなってきます。そういった「親しみの持ちやすさ」も至の人気の秘訣なのかなと、私は考えます。

あとこれは至にも真澄にも言えることですが顔が良いという要素も大いにあるかとは思います(笑)残酷かもしれないけど、顔って大事だよね。

斑鳩三角は「強烈な個性」が人気の理由!?

はい、三角ね~。失礼かもしれないですが三角を知った頃「なぜこのキャラは人気なの?」と思っていました。もちろんかわいくないとかかっこよくないとか嫌いとかそういった個人的な悪しき感情は持ち合わせていないのですが、単純に「風変わりな子」だったから。こういう強烈な個性を持ったキャラクターが人気を博すことは珍しいなと思ったのです。そこで、かのディスカッション会にて私は「三角の人気の理由」というトークテーマを投げかけました。それまでに「基本的にN型のキャラクターは共感が得にくい」との結論が出ていたのでなおさら白熱しましたよ(笑)そこで友人の一人が提唱してくれた仮説が面白かったのでひとつ紹介しましょう。

モーニング娘。の10期メンバーに佐藤優樹さんという方が居ます。

素晴らしい記事だったのでこちら引用させていただきます!彼女は「三角が現実に居たらこういう感じなんだろうな」というくらい、とても強烈な個性を持っています。全てにおいて独創的な感覚を持ち、かなりの天才型。落ち着きがなく多動の気があり、感受性も豊かです。さんかくのものを集めない三角、みたいな。まぁ女の子ですけどね(笑)そんな佐藤優樹さんですが、かなり人気があります。おそらくいちばん人気がある。彼女の魅力はやはり何と言ってもその「独特の感性」と「その感性から生みだされるステージパフォーマンス」なんですよね。ステージパフォーマンスというのは佐藤さんの場合は歌やダンスですが、三角の場合はお芝居になりますね。ですのでこの子たちは共感とかそういうのを取っ払っても、「スゴイ。天才だ。そう思わせるんです。(本人は天才と言われるのを嫌がっているようですが…)とにかくその「私たちとは頭の構造が違う」感じが逆に魅力だったりもするのかな?と思います。ある種の偶像崇拝的な。よくわからないからこそ惹きつけられる謎の魅力。魅力というか魅惑!そしてこの佐藤さんは現実に存在する子ですが、三角はそんな現実に存在する子と同じ理論で作られています。二次元的な個性ではなく、本当に居るんですよ三角みたいな子って。

まぁこんな理由で、三角の場合は先程至で触れたような「親近感」とはまた違う理由になってくるかと思います。しかしもう一つ特筆すべき点は、INFP型の主機能Fiが日本人にはまぁまぁ多く、完全なる共感とはいかずとも共感要素を含んでいるところも人気のポイントなのかもしれません。三角のような独特で研ぎ澄まされた感性、とまではいかずともなんとなくその心の穏やかさや優しさのような部分には共感できる・ほっこりするなぁと感じる方は多そうです。

秋組はどうして人気があるの?

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4位~10位です。まぁ、見事にオレンジだらけ!!秋組は平均して一定の人気をキープしているようですね。まぁこれは当ブログの分析結果でなんとな~くお分かりかとは思いますが、全員が感覚型(S)です。なので抱えている悩みや後悔も、非常にリアリティーのあるものが多く共感を得やすいです。なんとなく、リアルに居る男の子(子じゃない人も居ますね!)という感じなわけです。各自が後悔や罪の意識を抱えていたりするところも共感性が高いのだと思います。親近感。実際、ちょっと人気的に落ち着き払っている冬組は性格や本人を取り巻く状況がかなり「特殊」であるため共感を得にくいことが原因だと思われます。(紬だけは比較的共感を得やすいパーソナリティと自我の持ち方をしています) このように人気には「共感性」や「親近感」というのは結構大事なことなんだな、と思いますね。パーソナリティだけでなく、環境への共感というのも、現実的なS型が多い世の中ではかなり大事な要素です。密やシトロンは本人を取り巻く状況が特殊なので「変わった人」のように思われますが、実際パーソナリティタイプ的にはよく居る素直な男の子でそこまで変わった人ではありません。このように環境要因も人気傾向には関わってきますが、これを見ても秋組はだいたいが「現実的になくはない環境」であります。アラブの王子様や記憶喪失者には実際なかなか会えないけど、ヤンキーやヤクザには会おうと思えば会えますしね。

総括!

ちなみに筆者が特に推しているキャラクターは誉と丞と東です。この三人はみんな同じくらい大好きなのですが、11位以下ということになります。まぁ、だろうなって感じですし私は有栖川誉がめちゃめちゃ共感を得るような世の中になったら世界が崩壊するだろうなと思っています(笑)共感を得にくいキャラクターだからこそ良いのです。彼は。というか私の推し皆に言えますけど。「人気」って言っちゃえば主観の集合体です。「しゅき♡」という主観が多いか少ないか。つまり人気投票は「誰が多くの主観を集められるか」ということであり、その人間の価値を判断するものではありませんよね。なので推しが人気ないとかで落ち込んでしまう人も居るかもしれませんが、別に推しキャラが価値がないというわけではないのです。当ブログは理論を使ってキャラクターの価値を明らかにしていますが、どのキャラも等しく素晴らしいのです。私は一応推しが3人も居るので全員を等しく愛でているとは言い難いかもしれませんが、「価値」は同等にあると考えています。そう、単純に興味や共感の大小の問題なのです。

6/13追記 ※現在推しに卯木千景も加わり4人になっております……