コペルニクス的転回

ソーシャルゲーム等のサブカルチャーを心理学的アプローチで考察しているブログです。その他コラム等も。

【夏休み企画】質問イベント回答編!Part②

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さて夏休み質問企画Part②です。全3回で収めたいので①よりもボリューミーになるかもしれません…!

▼Part①はコチラ▼

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皆さまの「個人的な質問」にお答えします

投稿7:筆者の愛読書について

さえこさんこんにちは!楽しい企画ありがとうございます🍨☀️
さえこさんの多角的なものの見方と、それをわかりやすく美しくまとめる文章力を尊敬しています。
そこで質問なのですが、さえこさんの愛読書や考え方に影響を受けた本が知りたいです!📕小説、新書、漫画等なんでも構いませんのでよろしくお願いします!

A.いくつか紹介します!

誰かに影響を受けてこの性格になったわけではないのであまり参考にはならない気もしますが、全体的に当たり前のことを当たり前と捉えないような価値観を持っている著作物は好きかもしれませんね。ここに書く以外のものでも、随時おもしろい本を見つけたらブログ及びツイッターでご紹介させていただきたいと思います!

 

 

まずつんく♂さんの書籍たちですね。私自身が影響を受けた人物で言えば、この方がいちばんかなぁと思います。尊敬する人物ってやつ!物心ついた頃から私はつんく♂さんのやることや考え方に触れながら生きてきました。私はどちらかと言えば本来は鋭いナイフのようなものの見方をしがちですが、幼い頃からつんく♂さんの考え方に触れてきたのもありポジティブなものの見方にも幅が広がり磨きもかかった気がします。とても愛情に溢れた方ですがただ闇雲に感情論だけでここまで闘ってきたわけではなく、夢を叶えるための手法や理論もきちんと勉強されて戦略的に生きている部分が結構あります。私もつんく♂さんのような広い器を持った大人になりたいです!

 

そしてもうひとつは臨床心理士の長谷川博一先生の書籍。死刑受刑者との対話から凶悪殺人者はどうして誕生してしまったのかを読み解いている本です。これは皆さんにもぜひ一度は読んでいただきたい一冊です。
世の中では日々様々な犯罪が起きますが皆さんは「犯罪者がなぜ悪いことをするのか?」と考えたことがありますか?日々の中で凶悪犯罪のニュースが流れている時私は「どうして人は悪に対し罰を与えることで満足しているのか?」と考えていました。犯罪に対してただ罰だけを与えたところで、犯罪の根本的な原因は駆逐されていないので同じことはまた起きるだろうと思っていたのです。もちろん罰も必要ではありますが、本当に必要なことは悪はなぜ悪なのか?と考え、原因をなくしていくことだと思います。その「悪」はいかにして形成されるのか、心理学を知らない一般人にもわかりやすく書かれているのでぜひ読んでいただきたいです。いつかここに書かれていることが多くの人に知られている事実になってほしいものですね!

 投稿8:性格タイプの内向と外向について

こんにちは。 さえこさんのMBTIのお話はとても分かりやすく、楽しませていただいてます。
質問ですが、INTPとENTPの判断のコツはありますか? ネットで診断をするとどちらかの結果が出ますが、自分ではどちらなのかが分かりません。NeとTiの要素を自分がよく使っている自覚はありますが、どちらが強いのか判断できません。よろしければ判断のコツをお伺いしたいです。

A.NP型の内向・外向は非常に判断が難しいタイプです。

INTPとENTPもそうですが、同じようにINFPとENFPも同じように迷う方が多くいらっしゃいます。

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こちらの記事でも書きましたが、Ne主機能がE型の中でも最も内向っぽいということ、またINTPは内向型にしてはよく喋りますし、アルファクアドラの仲間ですので意外と社交的なところもあります。とりわけ仲間内ではわりとよく話します。

ENTPの場合はアイデア(Ne)のために考える(Ti)のに対し、INTPの場合は考え(Ti)のためにアイデアを使う(Ne)感じです。アイデアベースか、思考ベースか。なんとなく受けた直観(Ne)について「それはなぜ?」と考えるENTPに対し、INTPは自分の頭の中の思考を進展させるためにアイデア(Ne)を使います。ソシオニクスも学ぶとわかりやすいかもしれません。主機能と第二機能は主従関係にあります。実際主機能のために汗水垂らして働いているのは第二機能や第三機能ですので、そちらを多く使っているように感じられる方もいらっしゃいます。また第三機能や劣等機能も含めて考えてみるのも良いかもしれません。一般的に劣等機能のほうが抑圧されているので、理解することが難しくなると思います。ネットのテストだけでなく、いろんな視点から学んでみると良いです!何度も言いますが、タイプを決めることが目的ではないのでご自身についてゆっくり考えていってくださいね!

投稿9:N型にとっての「実際物の価値」について

さえこさん いつもブログとTwitter、楽しく拝見しております!
昔からアイドルが好きで、コンサートの度にグッズを購入していたのですが、ここ数年は買い控えしております。というのも、購入してしばらく経つとグッズに特別な価値を感じなくなってしまうことに気付いたからです。どれだけ欲しくて買ったグッズも、整理もせずほったらかしにしてしまうんです。自分にとっては、そのアイドルを好きという気持ちは変わらずあるのですが、どうしても「物」と思い出とか気持ちを結びつけるのが難しく思います。自己診断INFPなので、当初はN型の特徴からくるものなのかなあと思っていましたが、三角くんは、三角形という概念を「物」として収集しているし… ソシオニクス的に、この現象?に説明がつくのであれば、ぜひ知りたいと思います!
お忙しい所、まとまらない文章で申し訳ありませんが、よろしくお願いします!

A.三角形のものを収集することが「精神的な満足」になっているのだと思います

S型の友人の中には「○○のグッズはとりあえず集めたい!集めたものをキレイに並べたい!」というタイプの人が居ます。収集癖の一種ですが、わりと収集したものはきちんと管理し、眺めたりして楽しんでいる様子です。三角も三角形のグッズはとりあえず集めたいですが、比較的「集めるということに満足する」タイプかなと思います(笑)集めた三角形をきちんと管理している様子は見受けられず、それどころか寮のあちこちに三角形のモノが散らばってるから片付けろ!と左京に注意されていたこともありました。最近は左京に怒られちゃうからと言って一生懸命お掃除もしようとしていますけどね!

INFP型の方が何かしらのグッズを集めるときは比較的「推しの三角くんのグッズだけを集める!」という気持ちの事情であることがほとんどです。人によりますが、ぬいやおまんじゅうのようなものを可愛がる方も中にはいらっしゃいます。(これは本当に個人差があります) 好きなものに囲まれて暮らしたい、自分のお部屋だけは好きなものでいっぱいにしたい!その精神的な満足感が心の平穏に繋がるのならINFPさんでもグッズを収集するかもしれませんが、なかなかそれらを管理したりすることは得意としないかもしれません。そういった理由で収集をやめる方も少なくないとは思います。ただINFPさんは第三機能がSiですので、意識的に頑張って管理しようと思えば管理はできると思います。ENFP、ENTPだとモノの管理に関しては意識しても難しいかもしれません。私も管理ができずグッズが集められません…(笑)

また、三角の場合は発達障害の特徴が表れていますのでその要素としての「物への特異的なコダワリ」が強く出ている可能性はあります。

投稿10:N型の知覚について

以前ガイさんの聞き間違いはNっぽさであるというのをお見掛けしたような気がしたのですが、純粋に言い間違いや見間違いをする場合もNっぽさになりますか
言い間違いというのは、例えば「バスケ」と言おうとしたのに「バレー」と言ってしまうというような語感と系統が少し似た言葉を言ってしまうような間違い方です。 見間違いは、犬の置物の色合いが三毛猫に似ていたせいで猫の置物と勘違いするというような感じです。余談ですが、普段歩いているときにも人とは違う場所を見ていることが多く、そこで面白いものを見つけて伝えようとしても中々どこを見ているのか理解してもらえません(笑)こういった言い間違いや見間違いは全部Nっぽさになるのでしょうか……?長くなってしまいごめんなさい! よければお答えいただけると嬉しいです。

A.無関係なものとの関連性を発見する機能はNの機能ですが…

ガイさんの記事はふせったーですね!知覚機能Neと判断するための要素でした。「知覚」とは、外界の事物を見分けとらえる働きのことなので言い間違いよりは聞き間違い・見間違いなどが適応されます。ラップの韻踏みなど同じような語感を思いついたりすることや、似たような特徴を持つインテリアで壊した置物を誤魔化すなど!言い間違いについてはS型の方もよくされているのでなんとも言えません…(笑)Se主機能のESFP型やESTP型の方もよく言い間違いはされている印象です。どちらかと言えば脳の潜在意識(プライマリー記憶)の問題でもあると思うのですが、知覚機能が外向きのタイプ(NeやSeが主機能)はたくさんの外界の事物を捉えるのでぱっと見で先入観を抱きやすく、それが潜在意識として定着しやすいので言い間違いのリスクが高くなる、という可能性はあるかもしれません。しかし脳梁の太さや年齢(脳の疲労度)なども関係してくるので一概に性格タイプだけでは言い切れない部分もあります。オジサンになるとオヤジギャグやダジャレを思いつくようになるのは、脳の老化が原因とされているようです。

▼脳の記憶の仕組みについてはコチラ▼

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Neの知覚機能については上記で貼り付けた三好一成くんの記事のNeの項目で詳しく触れていますのでご覧いただければと思います。

投稿11:思考型でも虚無感を感じるのか?

はじめまして。さえこさんのブログ等の有益かつ読みやすい文章にいつも驚かされております。楽しい記事をありがとうございます。 早速ですが、質問に入りたいと思います。
私はISTPと診断された者です。MBTIは、私が素の自分を押し込めるあまり素を失ったように思え、素を発見できるようなツールを探し始めたことがきっかけで学び始めました。しかし、ISTPと診断(自己診断に加え他者からも診断してもらいました)され、果たしてISTPや思考型に分類される人たちは素を失うという感覚に陥るのかと疑問に思い始めました。 そこで、是非さえこさんのご意見を伺いたいと思い質問させていただきました。
長くなったうえにざっくりとした質問内容になりましたが、ご回答頂けますと大変嬉しいです。よろしくお願いします。

A.MBTIは性格のクセ(人の性格の特徴)を見るものです

なのでISTP型だから、思考型だからというのは無関係です。F型でもT型でも素の自分を押し込めてしまう人は居ますし虚無感を感じることもあります。性格類型論はあくまでも「物事を感情的に考えがちか」とか「物事をどうやって捉えがちか?」など、性格的な特徴を表したものであり「ありのまま振る舞うのか」「自制心が働くか」といのはまた別のことです。(16typesの理論で言う「自己主張型-A」「慎重型-T」がこれに当てはまります)どんなタイプの人だって「本当はこうしたい」という気持ちと実際の自分のしていることが違えばそれは当然「悩み」として表れてきますよね!ISTPだから悩まない、ESTJだから悩まない…そんなことは全然なくて、みんな人に言うか言わないかは別として何かしらジレンマを抱えることは誰にでもあることです。

なので性格類型論は質問者様が自分の本当の姿を見つけありのままの自分を知り受け入れていく過程ではとても役に立つものだと思います!少しずつでも素の自分を出せる場所を見つけていけるようになると良いです。A3!にも同じようなISTPのキャラクターが居ますので参考になるでしょう。

投稿12:自信がない…そんな自分を変えたい!

さえこさん、こんにちは!ISFP-TでIが51%でSが53%など言っていた者です。あまり文章的に個性が出ていなかったので覚えていらっしゃらなかったら流して頂いても大丈夫です!
めっちゃ個人的な悩み相談になってしまうので、すみません!私は全然自分に自信が無くて、気の許せる親しい人は家族しかいません。仲良くなろうと話しかけても自然に壁を作ってしまうというか、ぎこちなくなってしまいます。最近では人と親しくなるのはもう無理かもと諦めてしまっていて人と関わることが苦手というか怖くなり行動にすらうつしていません。でも、やっぱり自分を変えたいです。もし良かったらアドバイス等を頂けたら嬉しいです。めっちゃ図々しくて本当にすみません!
幼い頃は積極的に遊ぼうと自分から話しかけていたので根強いコミュ障ではないんだと思います。 暗くて長い、しかもめちゃくちゃ文章になってしまってすみませんでした!

A.不安も自信のなさもコンプレックスも全部利用していきましょう

まず質問者様には気の許せる家族が居る、これはとても強みです。質問者様がいくら失敗しても許してくれる帰るべき家族という場所があるのなら、いくらでも挑戦していくらでも失敗できます!

自信がないって一見悪いことに見えますが、自信がない人は自信満々な人よりも数倍自分のことを客観視できています。理想の人間になるためには、自分に何が足りてないのか…いろいろご自身について分析できているからこそ自信がなくなってしまうのです。友達がたくさん居る明るい人でも「空気読めないしうるさい」って思われてることだってありますし、社交的なのが良くて内向的なのが悪いといった価値観はひとつの主観にすぎません。世の中のすべてのことにはメリットとデメリットがあります

質問者様が自分自身のことを「根強いコミュ障ではない」とおっしゃっているのも、きちんとご自身の過去を振り返ることができているから言えることですよね。そして自分を変えたい!という向上心があることもとても素晴らしい。じゃあなぜそんな質問者様が失敗してしまうのかというと「積極的にコミュニケーションしなければいけないという固定観念があるから」なのかなと思います。
質問者様がISFP型であることも踏まえると、積極的で様々な人と関わっていくような特徴を持っているタイプではないです。穏やかで人の気持ちに共感できる、嘘がつけないまっすぐピュアなところがISFPさんの長所です。まずは、自分が人とどういうコミュニケーションをすればいちばん自分らしく振る舞えるかをじっくり考えてみると良いかもしれません。本当に人ってみんな違うから正解のコミュニケーションなんてないです。印象をよくするためのいろんなハウツーも出てるけど、いくら第一印象が良くたって本人が無理をして作り上げた第一印象にはいつかほころびが出ます。自信がない…対人関係が不安…これらの特徴も質問者様の特徴として受け入れ、大いに利用していったら良いと思います!

自分を変える、というよりも「モノの見方のクセを変えてみる」。この練習にいちばん良いのは「ごめんなさい”“すみません”という言葉を“ありがとう”に変えてみること」です!

 

 

 

ここまでいっきに更新してきましたがPart③はスケジュールの都合上週末あたりになってしまうかなぁと思います。気長にお待ち下さい。そしてSHINOBI珍道中の感想記事も執筆しておりますのでそちらもお楽しみに!