【同タイプのキャラクター】戦略タイプに関する考察(プロローグ)【-A/-T】

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こんにちは!東京では桜も開花し、いよいよ街が春めいてきました。今週はお花見をする方が多そうですが、私は人生初の猫カフェに行く予定です(笑)

前説は短めに、さっそく本題の方に参りましょう。今回は数日前よりツイッターにて取り上げていた「同タイプのキャラクターに関する考察」から発見したこちらのテーマについてです。




同タイプのキャラクターと「戦略タイプ」

さて、ブログのみをお読みいただいている方に簡単に経緯をお伝えしましょう。先日公開されたヒプノシスマイクの新しいドラマパートを聞いていたところ、わたしと同じENTP型である入間銃兎がピックアップされたストーリーを聴いて、いたたまれないような羞恥心を感じた…という投稿をし、皆さまに「同タイプキャラクターを見たときにどのように感じるのか?」というご意見を募集したことがこのブレインストーミングの始まりでした。以前よりミステリの誉などにも軽度のいたたまれさは感じていたのですが、ここまで羞恥心を感じたのは初めてで、私自身が驚いてしまったのです。この感情から逃げずに立ち向かうことで不快感を利用してやろう考え、かっこ悪いですが私が感じたすべてを皆さまにお話してご意見を募りました。ご意見いただいた皆さま、ブレインストーミングにお付き合いいただいたフォロワーさんや友人たち、本当にありがとうございました。皆さまのおかげでこの記事を書けていること、とても感謝しております。

今回はそんな中で見えてきた「戦略タイプ理論」についてお話したいと思います。

発見1:同じタイプでも共感を感じるキャラクターには差があった

意外かもしれませんがいちばんたくさんのご意見をくださったタイプはISTP型でした。そしてISTP型の皆さんには大きく分けると2通りの意見がございました。

  1. 至の行動にはとても共感できる。感情を出してしまったり、わがままに振る舞う場面では嫌な気持ちになる。
  2. いたたまれない気持ちになるのは真澄のスキル面がバカにされたとき。人に憐れまれることが不快!

ISTP型の皆さまは真澄か至、どちらか一方の立場に共感するようでした。真澄の名前を挙げる方は至のことには触れておらず、至の名前を挙げる方は真澄には触れておりませんでした。

また、ENFP型にも同様の現象が起きました。

  1. 一成に共感する。人の意見を気にして言いたいことが言えないときや、自分の未来についての考えをまとめる思考のプロセスは見ていて恥ずかしい気持ちになる。
  2. 東に共感する。恥ずかしくなるのは彼がFiに囚われて自己都合で周囲に迷惑をかけてしまうシーンだ。

またINFJ型からのご意見も多く頂戴したのに「綴には共感する」と言う方と「綴の行動理論はわたしとは共通するのは分かるが、綴の行動はあまり良くないのでイラつく」とおっしゃる方がいたのも引っかかるところがありました。

そしてわたしも同様に考えてみたのです。ヒプノシスマイクをご存じでない方にはたいへん申し訳ないのですが、有栖川誉と入間銃兎のどちらに共感を感じるかを天秤にかけると私は圧倒的に銃兎に共感するのです。確かに誉にも部分的に共感する部分はございますが「あくまでも考え方のメカニズムが同じであることに共感しているにすぎない」という結論にたどり着きました。わたしは入間銃兎というキャラクターに出会って、真の共感を知ったのかもしれません。

発見2:有栖川誉と私では決定的な違いがあった

そこで私は有栖川誉のどんなところに共感せず、入間銃兎のどんなところに共感したのかの詳細を考えてみました。誉に共感できなかったポイントを銃兎は補完していればロジックとして成立するだろうと考えたからです。

■誉に共感できなかったポイント

  1.  外面では基本的におどけているところ。内面の理路整然とした考え方や逆転的な発想ができるところ、また人の感情が理解できていないことは私ともちろん似ているのですが、性格的メカニズム以外の印象としては似ていないと周囲からも言われますし、自分でもそう思います(笑)普段の私はもっとシビアかつブラックです。
  2. 悩みのタネが人間関係であるところ。人の気持ちがわからないとは思いますが、コミュ力がなくて嫌われることで私は悩んだりしません(ぶっちゃけコミュ力はあります)。私のことが嫌いになって離れていった人も2人くらいはいますが「私の考えを理解しないレベルの人間だっただけに過ぎない」と思って、その人は過去の人物となります。もちろん感謝はしていますので、その人と出会ったことを無駄にしない生き方をすることで恩を返そうとは思っていますよ。
  3. あまり主体性がないところ。彼にとっての文芸や演劇は自分を高めるための学びの場ではあると思いますし勉強熱心だとも思いますが、基本的に彼は「人に褒められる才能だったから」やっているのだと感じました。詩人になったのもコピーライターの仕事で知り合った友人に「コンテストに応募してみないか?」と勧められ賞を取ったことがキッカケだったと話しています。彼から詩を通して何かを成し遂げたいという自分なりの使命感を感じるわけではありません。

■銃兎が上記の3点を補完したポイント

  1. 普段の印象として比較的近いです。どのようなところが近いかというと、比較的「多面相」なところでしょうかね。無意識下Feが関係しているものかと思われますが、私は人によって自然と態度を変えます。それは気に入られたいからという理由ではなく「人生は事情聴取」だと思っている節があり、相手から有用な情報を聞き出すために最も最適だと判断した顔をしているからだと思います。ユーモアはユーモアでも銃兎のようにウイットに富んだ返しをしたりブラックユーモアを使う印象のほうが近いです。
  2. 彼の深いところにある苦悩は人間関係ではありません。私と銃兎に共通することは「社会について」自分なりに調査し、考えているというところです。人との関係や恋愛などの個人的な問題の比重が軽いぶん、社会という大枠には非常に興味関心があり、それを是正しなければという使命感を持って生きているところは自分の写し鏡のように感じました。(私にも社会を是正しなければならないと強く感じるキッカケとなった出来事がありました)私も彼と同様に「誰かが自分の行動/判断に責任を持たなかった」がためににひどく失望した出来事がありました。その時にわたしは自分に与えられた人生の役割を認識しました。
  3. 彼には主体性があります。自らの経験を通して感じたことで自分の信念を持ち、生きています。誉とは対照的に、銃兎が警察官になった理由は「たまたま素質があったから」とかではなく「薬物を根絶したい」と自分が決めたからです。そしてそう思うきっかけである出来事も明確にあるため、一本筋の通ったような印象があります。すべての行動理由の元をたどれば一つの出来事に結びつく感じです。

こうして見ていくと、改めて感じるのは「誉は結構人目を気にしている」ということでした。逆に感じますよね。人目を気にせず所構わずトンチキな詩を詠んだりしているし。
でも誉の言動行動を秩序立てて考えてみるとあきらかに「コミカルな部分」だけが浮いてしまうのです。だって彼の本質はシビアなんですから。あんなにコミカルに振る舞いつつも、丞がカリカリ怒っている理由を分析していたり、ガイがアンドロイドなんかじゃないことだってきちんと疑っていた。そして問題点の指摘も適確にできます。誉の利点ってこういうところだと私は思っていたのですが、彼は通常そこを「コミカルなふるまい」で隠すのです。私も必要以上に本心は話しませんが、自分の本質を隠しているわけではありません。
人目を気にせず意気揚々と振る舞っているように「一見」見えていましたが、彼は周囲の期待に応えようと集団の場ではなるべくコミカルに振る舞っていたに過ぎなかったのかもしれません。

発見3:ふたつのパターンの違いは「戦略」だった

そこでISTPの話題に戻ってみましょう。真澄と至のアイデンティティの持ち方が違うということは兼ねてよりお話してきました。アイデンティティ(自己)を「どのように使うか」という戦略です。彼らは性格タイプが同じなうえ同じ春組に所属しており、おまけに主演準主演のコンビではガッツリとお互いが向き合うようなシナリオでしたのでこの戦略の違いが非常にわかりやすく出ていると感じます。真澄はブレない、至は本質を隠す――これはストーリーを読んでいても非常にわかりやすいかと思います。
先ほど誉の話で「周囲の期待に応えようとしている」と話しましたが、それは至にも当てはまります。周囲が求める人間像を演じるのです。この場合、価値判断の主語が他者であることに安心感をおぼえます。よく「会社の人に見られたら終わる」と言っているのは、「俺がやりたいこと」と「会社の人に良く思われること」を天秤にかけたときに後者が勝っているからです。劇団にて自分の本質を再確認した後でも、基本的にこのスタンスは変わっておりません。
一方で真澄の場合は価値判断が他者になることには強いストレスを感じます。アリスのイベストで「大人の5か条」を演じたとき、そして父親に引っ越しをするよう命じられたときも結局は誰かの決めた価値判断に従うことができませんでした。しかし価値判断が自分になっていることは周りになんと言われようが貫き通す強さを持っています。真澄は自分の決断と自分の意志をとても信頼し、自信を持っています。

この二人はあからさまにアイデンティティの持ち方(戦略)に差があるのでわかりやすいのですが、基本的には価値判断の「他者/自分」の比率は人によって変わる、あるいはそれを見いだせていない人もいらっしゃいます。私も真澄と同様に価値判断が「自分」に大きく偏って他者の決めたことに従うことができなかった経験をたくさん持っています。そして銃兎に共感した理由もこの戦略が同じだったというところにあるのだと思いました。

16Personalitiesの戦略タイプ論のおさらい

以上の3つの発見を踏まえて、私はもう一度16personalitiesの戦略タイプの理論を読み返してみました。(Identity: Assertive vs. Turbulent | 16Personalities

日本語版での「-A/自己主張型」と「-T/慎重型」は原文だとAssertiveとTurbulentの頭文字を取っているのですが、それぞれの意味を直訳してみると上記の理論で相違ないのではないかと改めて感じました。

Assertiveは「独断的な」Turbulentは「かき乱された」といった意味を持っています。これを自己の持ち方に当てはめてみると、しっくり来るものがあります。Assertiveタイプは価値判断の決定権を持っているのが同一人物(自分)になるから独断的でブレない印象。そしてTurbulentタイプは価値判断基準が他者であるためその時々で自己がかき乱されているのです。なぜ自己主張型/慎重型と日本語訳されているのかはわかりませんが、こちらの-A-T理論においては英訳のままのほうが良いのではないかと私は思いますので、アイデンティティ理論(戦略タイプ論)に関しては当ブログでは日本語版を使うのをやめます!

今回のブログで出てきたA3!キャラクターのみをまとめてみると、

・Assertive(アサーティブ/独断)タイプ…碓氷真澄、皆木綴、雪白東
・Turbulent(タービュラント/乱流)タイプ…茅ヶ崎至、三好一成、有栖川誉

このようになると考えました。もちろん、両タイプどちらにも良い点と悪い点がございます。(そちらについては次回ご説明いたします)

今後の展望

今回は時間もないのでこの辺で終わりとしますが、次回以降アサーティブタイプ(独断型)とタービュラントタイプ(乱流型)の違いの詳細や、なぜそうなるのか?という考察をお送りしてみたいと思います。こちらはまだブレインストーミング中の話題ですので、この記事を読んで感じたことなどがあればぜひ目安箱やツイッターよりご意見聞かせていただけましたらと思います!なお私のツイッターのほうでも補足説明などさせていただきたいと思います。

ここまで目を通していただき、ありがとうございました。次回もぜひお付き合いください!




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